MT101
企業が銀行に自社口座からの引き落としと支払いを依頼するための、SWIFTの送金依頼(Request for Transfer)メッセージ。
MTメッセージの多くは銀行間でやり取りされる。MT101は顧客側から始まる例外で、グループの財務部門が一件以上の支払指図を送り、銀行は通常の送金として実行する。巧妙なのは、指図を転送できる点だ。十か国の十行に口座を持つ企業は、すべてを主要取引銀行に送り、そこから実際に口座のある銀行へMT101を中継させられる。ただし事前の取り決めが要る。なければ、受け取った銀行から見れば、見知らぬ誰かが顧客の口座を空にしろと言ってきているだけだ。
SWIFTに加入したくない企業は、同種の指図をファイルで送る。欧州ではEBICS経由が多い。ISO 20022での対応メッセージはpain.001で、新規開発の大半はすでにそちらへ移っている。