MMCSS
音声や映像のスレッドをスケジューラーで優先し、ほかの処理に押し出されないようにするWindowsのサービス。
Multimedia Class Scheduler Service(MMCSS)は2007年のWindows Vistaで登場した。アプリケーションがPro AudioやAudioといったタスククラスを指定してAvSetMmThreadCharacteristicsを呼ぶと、サービスがスレッドの優先度を上げ、オーディオのコールバックがインデックス作成や更新より先に動くようになる。システムのほかの部分が飢餓状態にならないよう、既定ではCPU時間の20パーセントを低優先度のスレッド用に確保している。
Vistaの初期版には有名な副作用があった。再生を守るために、音声再生中はネットワーク通信が絞られ、高速回線の利用者は音楽をかけた途端にファイルコピーが遅くなることに気づいた。NetworkThrottlingIndexの設定は、以来Windowsのオーディオ調整ガイドの定番項目となっている。