ミゲル・デ・イカサ
GNOME、Ximian、Monoを立ち上げたメキシコ出身のプログラマ。最後は、10年かけて模倣してきた技術の会社に雇われることになった。
デ・イカサはメキシコシティのUNAMの学生時代にファイルマネージャMidnight Commanderを書き、LinuxのSPARC移植にも携わった。1997年8月、KDEとそのQtライセンスに対する完全フリーの答えとして、Federico MenaとともにGNOMEを始めた。1999年にはNat Friedmanとデスクトップを製品にするためHelix Codeを共同創業し、のちにXimianと改名した。
2001年には.NETのフリーな実装Monoを発表し、Linux界を「橋」と見る人と「マイクロソフトのトロイの木馬」と見る人に二分した。2003年にNovellがXimianを買収し、2011年に彼とFriedmanはXamarinを創業、2016年にそれをMicrosoftが買収した。GNOMEからVisual Studioまで19年。1997年の時点で、こんな経歴を予想できた人は多くない。