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MIDIチューニングスタンダード(MTS)

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-28

平均律を前提とせず、各MIDIノートの周波数をシンセサイザーに正確に指定する仕組み。

MIDIは1オクターブを12の等しい半音に分ける前提で作られている。ピアノには合うが、アラブのマカーム、ガムラン、純正律の和音、バロックの音律には合わない。1992年に仕様へ加わったMTSでは、送信側がSysExでチューニングテーブルを送り、128のノートそれぞれに固有の周波数を割り当てられる。半音内の分解能は14ビットで、1セントの60分の1ほどと、聴き取れる限界よりはるかに細かい。

テーブル全体を一括で送るバルクダンプと、個々のノートをリアルタイムで変更する方法がある。ハードウェアの対応はまちまちで、微分音に対応したシンセの多くは独自のメニューで済ませている。DAWの世界では、ODDSoundのMTS-ESPが、プロジェクト内の全音源を一つのプラグインでまとめて調律し直す手段として広まっている。

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