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マイクロカーネル

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-22

特権で動く部分を極限まで減らし、ドライバやファイルシステムを通常のプロセスへ追い出すカーネル設計。

カーネルが担うのは避けられないものだけで、アドレス空間、スレッドのスケジューリング、メッセージパッシングである。残りはすべてユーザー空間のサービスになる。得られるのは隔離で、ドライバが落ちても被害は一つのプロセスに留まり、再起動で済む。

代償は、カーネル内の関数呼び出しだったものがコンテキストスイッチを伴うプロセス間メッセージになることだ。初期のMachは性能問題に悩まされ、1992年の有名なTanenbaum対Torvaldsの論争もまさにこの点を巡るものだった。L4やseL4などの新しい設計は、そのイメージから大きく進歩している。安全性が最重要の分野ではマイクロカーネルが主流で、車載ではQNX、航空電子機器ではseL4が使われ、AppleのXNUもMachの系譜を引く。

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