MFM (Modified Frequency Modulation)
ほとんどのビットセルからクロックパルスを省くことで、旧来のFM方式の2倍の記録密度を実現した符号化方式。
FMがすべてのビットセルにクロック遷移を書き込んだのに対し、この方式は0が2つ連続する間にだけクロックパルスを挿入する。これで磁束反転の数が半分になり、密度が2倍になる。そのため「倍密度」とも呼ばれた。IBMは1970年代を通じて、5.25インチフロッピーや、Seagate ST-506のような初期のハードディスク(5 Mbit/s)に採用した。
形式的にはRLLの特殊例、すなわちRLL(1,3)にあたる。二つの1の間には0が最低1個、最大3個入る。やがて同じディスクから約50%多く記録できるRLL(2,7)に押され、最終的にはIDEでコントローラがディスク側に移ったことで、ドライブ内蔵の符号化に取って代わられた。