Message-ID
すべての電子メールとUsenet投稿に付く一意のラベル。ネットニュースが自分自身のコピーで溺れずに済んだのは、これのおかげである。
Message-IDは<1985Mar3.1204@cbosgd.UUCP>のような形をしていて、@の前に一意な部分、後ろにホスト名が来る。このフィールドは1982年のメール標準RFC 822に登場したが、最も重要だったのはUsenetだった。ニュースサーバーは互いに記事を流し合い、新着はすべて隣接サーバーに転送されたため、全体で通用するIDがなければ同じ投稿が延々と回り続けただろう。Message-IDがあれば、サーバーは履歴ファイルを確認するだけで済む。NNTPのIHAVEコマンドはまさにそれを送り、「送れ」か「持っている」の返事を待つ。
同じキーがReferencesヘッダでスレッドをつなぎ、キャンセルの制御メッセージにどの記事を消すかを伝える。したがってIDの使い回しは単なるずさんさでは済まず、投稿が静かに消える原因にもなった。