マシー・ヴァンホフ
詳細情報
- 所属
- KU Leuven(ルーヴェン・カトリック大学)
- 代表的業績
- KRACK、Dragonblood、FragAttacks
Wi-Fiのセキュリティが規格そのものの欠陥で破られることを、4年間で3度示したベルギーの研究者。
2017年10月、ヴァンホフはKRACK(鍵再インストール攻撃)を発表した。WPA2の4ウェイハンドシェイクのメッセージを再送すると、クライアントはすでに使用中の鍵を再インストールし、ナンスがリセットされて暗号が破れる。欠陥は個々の実装ではなく規格にあったため、ほぼすべてのWi-Fi機器が影響を受けた。LinuxとAndroidでは、再インストールされる鍵が全ゼロになるというおまけまで付いた。
2019年にはEyal Ronenと共にDragonbloodを発表し、発足したばかりのWPA3のSAEハンドシェイクに対するサイドチャネル攻撃とダウングレード攻撃を示した。さらに2021年のFragAttacksでは、Wi-Fiのフレーム分割・集約の設計上の欠陥を明らかにした。その一部は1997年から存在していたものだ。