ライオン・プレイフェア(Lyon Playfair)
ホイートストンの二文字暗号を推し進め、結果として自分の名を冠させたスコットランドの化学者・政治家。
初代プレイフェア男爵ライオン・プレイフェア(1818–1898)は、化学者、大学教授、自由党の政治家で、ヴィクトリア朝イギリスで最も影響力のある科学者の一人だった。暗号を発明したのは彼ではない。1854年に考案したのはチャールズ・ホイートストンだが、プレイフェアが政府に実用性を説いて普及させたため、暗号に彼の名が付いた。
プレイフェア暗号は、ボーア戦争や第一次世界大戦でイギリス軍に使われた。設計者のホイートストンは、自作の暗号が他人の名で呼ばれる現実を受け入れるしかない。