lwm
詳細情報
- 作成者
- Elliott Hughes
- 種類
- ウィンドウマネージャ
Elliott Hughesによる、「邪魔をしない」ことを目指したウィンドウマネージャ。アイコンもパネルもほぼルートメニューもなく、あるのはフレームとタイトルだけ。作者はのちにAndroidの大部分を築いた。
Lightweight Window Managerのlwmは、FVWMらが小さなデスクトップ環境に育ってしまったことへの反動として、1990年代後半に現れた。マニュアルページは明言している。アイコンも、ボタンバーも、アイコンドックも、ルートメニューもない。そういうものが欲しければ別のウィンドウマネージャを使え、と。得られるのは、タイトル付きの薄いフレーム、ウィンドウを閉じる角の小さなボックス、マウスによる移動とリサイズ、ポインタに追従するフォーカスだ。ウィンドウは隠すことができ、唯一のメニューはルートウィンドウ上にあって、隠れたものを一覧して呼び戻せる。設定できる数少ないもの、フォントと色はXリソースで決める。
9wmとの類縁はコードではなく姿勢の問題で、lwmはDebianの棚でaewmやevilwmと並ぶことになった。パネルよりもう一つ端末が欲しい人のためのウィンドウマネージャである。Hughes自身はGoogleへ移り、長年AndroidのlibcとJavaのクラスの中心開発者の一人だった。lwmは業界でも控えめな部類のデビュー作ということになる。