論理デコーディング
PostgreSQLの機能で、WALストリームを物理的なブロックの差分ではなく、論理的な変更(INSERT/UPDATE/DELETEのイベント)に変換し直す。CDCと論理レプリケーションの土台である。プラグインにはpgoutput(デフォルト)、wal2json、decoderbufsがある。
PostgreSQL 9.4(2014年)から使える。利用側には、組み込みの論理レプリケーション(PUBLICATIONとSUBSCRIPTION)、Debezium、AWS DMSなどがある。出力形式はプラグインが決める。制約として、DDLはレプリケートされず(テーブル作成は手動で同期する)、wal2jsonではラージオブジェクト(BYTEA)の対応が不完全だ。バージョンごとの変化では、PG 14で大きなトランザクションのストリーミングが加わり、PG 16で双方向の論理レプリケーションが入った。現在のCDCの標準的な構成は、論理デコーディングの上にDebeziumとKafka Connectを載せたものである。