LightDM
詳細情報
- 作者
- Robert Ancell, Canonical
- 公開年
- 種別
- ディスプレイマネージャー
- ライセンス
- GPL 3 / LGPL 3
- ソースコード
- github.com/canonical/lightdm
2010年にCanonicalが作ったディスプレイマネージャー。ログイン画面を差し替え可能な別プログラムにしたおかげで、Ubuntu、Mint、Xfce系デスクトップがそれぞれ独自のグリーターを同じデーモンの上に載せられた。
Robert AncellがCanonicalで書いたLightDMの要は、役割の分離にある。デーモンはXサーバーの起動、PAMによる認証、セッションの起動、XDMCPの処理といったディスプレイマネージャー本来の仕事だけを行い、画面は一切描かない。ログイン画面であるグリーターは別プロセスで、liblightdmライブラリ経由でデーモンと通信し、どんなツールキットでも書ける。当時のGDMは事実上GNOME Shellの化身に書き直されたところで、「light」とはパスワード入力欄のためにGNOME全体を引きずらないという意味だった。
Ubuntuは2011年秋の11.10でUnityグリーターとともにLightDMへ切り替え、周辺も追随した。Xfce系のlightdm-gtk-greeter、Mintのslick-greeter、elementary独自のものなどだ。ゲストセッション、マルチシート、組み込みVNCサーバーはデーモン側にある。2017年にUnityをやめたUbuntuはGDMに戻ったが、Xubuntu、Linux Mint、elementary OSでは今もLightDMが標準である。起動するセッションがWaylandでも、グリーターはX上で動く。