レイマー(Lamer)
シーンにおける万能の罵倒語。無能な者、あるいは他人の作品を盗んで自分の名前を付ける者を指す。
レイマーは「エリート」の対極にいる存在だった。何も還元せず奪うだけの者、1本もアップロードせずファイルを落とすリーチャー、他人のイントロを剥がして自分のものを貼り付ける自称クラッカーなどだ。この言葉はC64でもAmigaでもダイヤルアップBBSでも同じように通用した。
罵倒はスクロールテキストやnfoファイルの中で磨かれ、「友人たちに挨拶を、残りにはレイマーの死を」はほとんど一つのジャンルだった。明文化されたルールはないのに、誰が敬意に値するかについては意見だらけのサブカルチャーで、レイマー呼ばわりは社会的な罰だった。