IT用語集 › ネットワーク › LACP fallback

LACP fallback

ネットワーク Svenska → 更新: 2026-10-21

LACPのパートナーが応答しない場合に、LACPポートを通常の単一リンクとして動作させる機能。NICをボンディングするはずのサーバーが、OSがLACPを開始する前はネットワークを全く使えない、という問題を解決する。

問題:LACPボンディングを設定したサーバーは、OSとネットワークスタックが立ち上がるまでチャネルをネゴシエートできない。しかしPXEブート(ネットワークブート)やハイパーバイザの起動中など、それ以前にポートが使えてほしい場面がある。LACPパートナーがいなければ、ポートは本来死んだままになる。LACP fallbackを使うと、LACPのネゴシエーションが行われていない間、スイッチはポートの1つを通常のスタンドアロンリンクとして有効化し、サーバーがLACPを開始した時点で本来のチャネルへ移行する。利点は、運用時のボンディングを犠牲にせず、起動・インストール中もネットワークを使えること。サーバーをPXEでプロビジョニングするデータセンターでよく使われる。EtherChannel/LACP設定の小さいが実務上重要な細部である。

← 用語集に戻る