ラベラー(Bluesky)
投稿やアカウントに「スパム」「NSFW」「誤情報」などのラベルを付けるBlueskyのモデレーションサービス。ユーザーは信頼するラベラーを購読し、各ラベルの扱い(非表示・警告・無視)を自分で決める。「コンポーザブル・モデレーション」の中核。
発想は、モデレーションをプラットフォームの独占から切り離すこと。誰でもラベラー(コンテンツを審査し、ATプロトコルでラベルを公開するサービス)を運営できる。ユーザーは使うラベラーを選び、ラベルごとの効果を設定する。Blueskyは標準のラベラーを運営しているが、特定の用途に向けた独立のラベラーもあり、コミュニティが独自のものを持つこともできる。裏で動くのはBlueskyのオープンソースのモデレーションツールOzoneである。思想は、人によって望む線引きは違うので、単一の世界共通ルールは誰にとっても完全には合わない、だからモデレーションを選べる層にしよう、というもの。批判もあり、共有される現実を分断しかねず、ラベラーの作り手に非公式な権力を与えうる。カスタムフィードやブロックリストとあわせて、Blueskyを特徴づける設計である。