Kitty
電子書籍ソフトCalibreの作者でもあるKovid Goyalが2017年に公開した、GPU描画のターミナルエミュレータ。文字をCPUではなくOpenGLで描くため、出力が一気に流れ出す場面で差が出る。
ペインとタブを内蔵しているので、画面を分割するだけならtmuxは要らない。拡張は「kittens」と呼ばれる小さなPythonプログラムで行い、画像表示、ファイルのdiff、Unicode文字の選択、SSH越しのファイル転送などができる。Kittyのグラフィックスプロトコルは現存する中で最も高機能で、ほかのエミュレータも採用し始めており、ターミナル内の画像表示が当てにできるものになりつつある。
リガチャとカラー絵文字に対応。設定はダイアログではなくテキストファイルで行うが、それこそ想定する利用者の望むところである。競合はAlacritty(より単純で起動が速い)、WezTerm(設定はLua)、Ghostty(2024年)。