カーネルモジュール
再起動せずに稼働中のカーネルへ読み込めるコード。ほぼ例外なくドライバかファイルシステムである。
もしモジュールがなければ、考えうるあらゆるハードウェアへの対応をカーネル本体に組み込むことになり、大半が使われない巨大なイメージになる。そこでモジュールは必要に応じて読み込まれ、多くはカーネルがデバイスを検出した時点で自動的にロードされる。lsmod で読み込み済みの一覧を見られ、modprobe は依存関係ごとロードする。
モジュールはカーネル空間で全権限を持って動く。ここでのバグはプログラムのクラッシュではなくマシンのクラッシュであり、悪意あるモジュールは文字どおりの意味でのルートキットだ。そのためセキュアブートが有効な現代のシステムでは、モジュールに署名が求められる。ライセンスの問題もここで効いてくる。GPLを宣言しないモジュールは、カーネルAPIの大部分を使えない。