キース・アレキサンダー
「すべてを収集せよ」を掲げたNSA長官。スノーデンの暴露で、実際にそれに近いことをしていたと示され、釈明に追われた。
陸軍大将のアレキサンダーは、2005年から2014年までNSAを率いた。歴代でも最長である。2010年には初代の米サイバー軍司令官となり、情報収集と軍事的なサイバー作戦を一人の指揮下に置いた。彼の在任中に収集は飛躍的に拡大し、「collect it all」という言葉は彼のやり方を表すものとされている。
2013年にエドワード・スノーデンの文書が報じられると、議会で各プログラムを擁護したのがアレキサンダーだった。退役後の2014年にはセキュリティ企業IronNetを創業し、2021年に上場したが、2023年に破産保護を申請した。諜報の威光とビジネスモデルは別物だという教訓である。