Jolla
詳細情報
- 公開年
- 2011
- 種別
- モバイル企業
MeeGoを死なせまいとNokiaを飛び出し、その残骸からSailfish OSを作ったフィンランドの人々。
2011年にNokiaがWindows Phoneに賭け、Linuxベースのスマートフォン向けOS「MeeGo」を棚上げにすると、開発者の一団が会社を辞めてJollaを設立した。生まれたのがSailfish OSで、LinuxとQtの上に作られたジェスチャー操作中心のモバイルOSだ。互換レイヤーを通じてAndroidアプリも動かせた。最初の端末は2013年に出荷された。
ハードウェアは大成しなかった。2014年にクラウドファンディングで集めたタブレットは、支援者の一部にしか届かず、同社は2023年に痛みを伴う再編を経た。それでもSailfishはライセンス製品として、またロシアのAurora OSの基盤として生き残った。iOSとAndroidに対するフィンランドの小さな代替案が、思いがけず地政学的な存在になったわけだ。