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ジェトン(計算貨)

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-24

罫線を引いた台の上で硬貨状の札を動かし、ローマ数字のまま加減算をした道具。筆算が欧州に広まるまで使われた。

中世から1600年代にかけて、欧州の商人や財務官は、線を刻んだ台の上にジェトンと呼ばれる硬貨状の円盤を置いて計算した。仕組みはサラミスの計算板の小石と変わらない。ニュルンベルクが一大産地となり、ハンス・クラウヴィンケルの工房は数百万枚単位で打ち出した。店の「カウンター」という英語はこの計算台に由来し、「Exchequer(財務府)」は、計算台として使われた市松模様の布から来ている。

ジェトン計算を終わらせたのは、ヒンドゥー・アラビア数字による筆算、すなわちアルゴリスムスだった。位取りのある数字なら紙の上で計算でき、途中経過も残せる。線の盤にはそれができなかった。ジェトンは遊戯用のチップとしてのみ生き残った。

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