InnoDB
MySQLとMariaDBの既定ストレージエンジン。MySQLを「まともなデータベース」と呼べる理由である。作者はハイッキ・トゥオリ、2005年にOracleが買収した。
このエンジンは、完全なACIDトランザクション、テーブルロックではなく行レベルロック、読み取りが書き込みを妨げないMVCC、そして実際に強制される外部キーを提供する。データはクラスタ化インデックスに格納され、行は主キー順にB木の中へ物理的に並ぶ。主キーによる検索は非常に速いが、キーの選び方が決定的になる。ランダムなUUIDは書き込みを木全体に散らしてしまう。セカンダリインデックスが指すのは物理位置ではなく主キーである。耐久性はredoログとダブルライトバッファで支えられている。既定のエンジンになったのはMySQL 5.5(2010年)からで、それ以前はMyISAMだった。