インデックスレジスタ
その値が命令のアドレスに加算されるレジスタ。レジスタの値を増やしていくだけで、一つのコードが配列全体を走査できる。
1949年のManchester Mark 1で、Freddie WilliamsとTom Kilburnは、メモリを参照する前に各命令のアドレスと合成される内容を持つ予備のレジスタを追加した。アキュムレータがAなので、これはB-lineと呼ばれ、命令自体に触れずに数値を増やしていくだけで、プログラムがテーブルを順にたどれるようになった。
これは静かな革命だった。それまでは実行中にコードを書き換えてアドレスを変えていたが、インデックスレジスタによってその職人技は不要になり、コードを読み取り専用メモリに置いたままにできるようになった。以来、ベース+インデックス方式はすべてのプロセッサに存在し、プログラムがリストをたどるたびにインデックスレジスタが数え上げている。B-line自体が忘れられた後も、「Bレジスタ」という呼び名は何十年も残った。