イルファク・ギルファノフ
詳細情報
- 開発
- IDA(1991年)、Hex-Rays Decompiler(2007年)
- 会社
- Hex-Rays(リエージュ)
IDAの生みの親。30年間、解析者が最初に開くツールであり続けた逆アセンブラの作者である。
IDA(Interactive Disassembler)は1991年に登場し、関数名の変更や解析結果の修正を重ねながらプログラムを少しずつ理解していける点で他と一線を画した。マルウェアのリバースエンジニアリングやx86のバグ探しでは事実上の標準ツールとなり、高価な価格のせいで海賊版が業界の定番ネタになったほどだ。
ギルファノフのベルギーの会社Hex-Raysは、2007年に機械語を読みやすいC風の出力に変えるデコンパイラを追加し、2008年にIDAそのものを引き継いだ。2005年から2006年の年末年始頃には、WindowsのWMF脆弱性に対する非公式パッチを、マイクロソフトより数日早く公開した。IDAに対抗できる無料の競合が現れたのは、2019年にNSAがGhidraを公開してからである。