IBM 029
詳細情報
- 開発
- IBM
- 発売
- 1964年
- 種別
- カードパンチ機
ある世代のプログラマ全員が、1枚80桁のカードに1枚ずつコードを打ち込んだベージュ色の家具。
カードパンチ機029は、1964年にSystem/360とともに登場し、15年前の026を置き換えた。64文字のセットを打ち抜き、カードの上端に各文字を印字して人間にも読めるようにし、前機種よりずっと静かだった。ただしそれは、機関銃ではなくミシンのような音がした、という程度の話である。
肝は「プログラムドラム」で、穴を開けた制御カードを機械内部の円筒に巻き付け、桁送りを自動化する仕組みだった。適切なドラムを使えば、Fortranの先頭7桁の空白を自動で飛ばし、前のカードの連番を複製してくれた。72桁目で打ち間違えたらカードを捨ててやり直しで、バックスペースは存在しなかった。後継の129は1971年にバッファを備え、穴を開ける前に行を修正できるようになった。これはタイプライターの機能として、おそらく史上最も待ち望まれたものだろう。