ホレリスコード
パンチカードの文字コード。1桁に12の位置があり、穴1つなら数字、2つなら文字になる。その隙間はEBCDICにも残っている。
80桁カードの各桁には、0〜9の行と、その上の11行・12行の計12カ所に穴をあけられる。0〜9のどこか1カ所だけなら、その数字。文字は2カ所で表し、ゾーン行(12、11、0)に1〜9の数字行を組み合わせる。12+1がA、12+9がI、11+1がJ、0+2がSだ。特殊文字には、多くの場合8行を使った3つ目の穴が加わった。この符号化は恣意的ではなく、厚紙を裂かずに穴あけ金型がどこまでできるかに沿っている。
ホレリス自身の1890年国勢調査用カードは丸穴で配置も別物だった。長方形の80桁カードは1928年にIBMが導入し、コードも段階的に整えられた。その遺産がもっともはっきり見えるのがEBCDICだ。1964年にIBMがゾーンと数字の分割の上にそのまま作ったため、アルファベットは連続せず、A〜I、J〜R、S〜Zの3つの塊に分かれ、間に隙間がある。プログラマは60年間この隙間を呪ってきたが、呪っている相手が一枚の厚紙の幾何学だとは、必ずしも知らなかった。