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ヘテロジニアスコア

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-23

同じチップ上に得意分野の異なる種類のコアを載せるCPU設計。大型の高性能コアと小型の高効率コアを組み合わせ、スケジューラがタスクごとに最適なコアへ振り分ける。今ではモバイルからデスクトップまでほぼ標準だ。

考え方は単純で、同じコアを大量に並べる(ホモジニアス)のをやめ、種類の違うコアを混ぜていいとこ取りをする。大型コアは遅延に敏感な重い処理を担当し、小型コアはバックグラウンド処理や並列スループット、そしてアイドル時の省電力を受け持つ。代表例はARMのbig.LITTLE(モバイル)、IntelのPコア+Eコア(Alder Lake以降)、AppleのMシリーズ(Performance+Efficiency)だ。背景にはダークシリコン(全部を大型コアで同時に駆動するだけの電力がない)という事情と、バッテリー持続時間とピーク性能の両立という要求がある。

難しいのはスケジューラの判断だ。バックグラウンドのスレッドを大型コアに載せれば電力の無駄になり、ゲームのスレッドを小型コアに載せれば性能が落ちる。そのためハードウェア側の支援(IntelのThread Director)が欠かせない。現代のCPU設計を特徴づける潮流である。

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