ハーマン・ゴールドスタイン
詳細情報
- 生誕
- 1913年9月13日
- 没
- 2004年6月16日
- 代表的業績
- ENIAC、EDVAC報告書、フローチャート
- 国籍
- アメリカ
ムーア校における陸軍の数学者。駅のホームでたまたまフォン・ノイマンに出会った人物。
ゴールドスタイン中尉は、アバディーンの弾道研究所とフィラデルフィアのムーア校をつなぐ連絡役で、射表を完成させる責任を負っていた。上官たちが製作不可能と見なしていたENIACの契約を1943年に通したのも、のちにこの機械をプログラムすることになる6人の女性を採用したのも彼である。妻のアデル・ゴールドスタインが機械のマニュアルを書き、彼女たちを訓練した。
1944年夏、アバディーンで列車を待っていた彼の前を、ジョン・フォン・ノイマンが通りかかった。毎秒300回以上の乗算をこなす機械を作っていると話した途端、会話の空気が一変したと伝えられる。フォン・ノイマンはプロジェクトに加わり、そこからEDVAC報告書、アーサー・バークスとの1946年のIAS設計、そしてフローチャートが考案された1947年の『Planning and Coding』報告書が生まれた。
のちにフォン・ノイマンを追ってプリンストンへ移り、IBMフェローとなり、1972年に『The Computer from Pascal to von Neumann』を著した。この時代を扱う標準的な通史であり続けている。著者がその場に居合わせたという、珍しい強みがある。