EDVAC
詳細情報
- 作者
- J. Presper EckertとJohn Mauchly(ムーア電気工学校)
- 公開年
- 1949年納入、1951年稼働
- 種類
- コンピュータ
- 先行
- ENIAC
現代のコンピュータを定義した報告書に名前を貸した機械。ただし実際に動くまでに6年かかった。
Electronic Discrete Variable Automatic Computerの構想は1944年、ENIACがまだ配線されている最中に始まった。EckertとMauchlyは、問題ごとに機械を配線し直す手間を身にしみて知り、プログラムをメモリに置きたいと考えた。設計は十進ではなく二進で、真空管はENIACの約18,000本に対して約6,000本、記憶は水銀遅延線上の44ビット×1,024ワードだった。
名を残したのはハードウェアではなく内部草稿である。John von Neumannが1945年6月、グループの議論を「First Draft of a Report on the EDVAC」にまとめた。表紙には彼の名前だけが載って回覧され、この原理はEckert–Mauchly型ではなくノイマン型と呼ばれ続けている。回覧が公表とみなされたため特許も失われ、二人は翌年ムーア校を去った。
EDVAC本体は1949年8月にアバディーンの陸軍弾道研究所に届き、実用的な計算を始めたのは1951年だった。その頃には、ManchesterのBabyとEDSACがすでに何年も内蔵プログラムを実行していた。それでも1961年まで稼働を続けた。当時としては長寿である。