ヘザー・ミーカー
オープンソースのすぐ外側にあるライセンスの驚くほど多くを手がけた、シリコンバレーの弁護士。
ミーカーは1990年代からオープンソースのライセンスに関わり、『Open (Source) for Business』を著した。コピーレフトが実際に何を求めるのかを知りたい企業法務が手に取る実務書である。顧客は両側にいた。公開されたコードを使いたい企業と、自社のコードをクラウド大手にただで使われたくない企業だ。
後者のおかげで、彼女は異例の役回りを担うことになった。2018年にCommons Clauseを起草し、その1年後にはソースアベイラブルのコード向けに再利用できるライセンスを揃えるPolyForm計画の立ち上げに加わった。新興企業がそれぞれ独自のライセンスを発明しなくて済むようにするためだ。批判者はオープンソースの浸食と見たが、彼女自身は、すでに起きていたことに正直なラベルを貼っただけだと説明する。