ハッシュクラッキング
候補を推測してハッシュ値を比べ、元の入力を割り出すこと。
ハッシュ関数は一方向なので、解読とは推測にほかならない。単語リスト、文字集合に対する総当たり、事前計算したレインボーテーブルなどを使う。速度はほぼ完全にハッシュ関数次第だ。MD5ならグラフィックスカード1枚で毎秒数十億回計算できるが、bcryptやArgon2のようなパスワード用関数は、1回の推測ごとに時間とメモリをわざと消費させる。
MD5なら数秒で破られる弱いパスワードも、パスワード用ハッシュなら攻撃者のコストははるかに高くなる。攻撃が不可能になるわけではないが、ソルトがあればアカウントごとに作業をやり直さなければならない。