ハプティックフィードバック
インターフェースが触覚で返事をすること。可動部のない平らな面でも、押したことを小さく正確な振動で伝える。
初期の携帯電話は偏心モーターで粗いブルブルを出すだけで、起動も停止ももたついた。AppleのTaptic Engineに代表されるリニア共振アクチュエーターは、錘を前後に動かし、数ミリ秒で始動・停止できる。そのため単なる「振動の有無」ではなく、種類の違うタップを打ち分けられる。
効果が最も際立つのは、機械式の部品を置き換えたときだ。iPhone 7のホームボタンは動かなくなったのにクリックの感触は残り、MacBookのトラックパッドはただの固定されたガラス板である。錯覚は非常に巧みで、違いに気づかなかった人も多い。