GPU冷却
データセンターGPUの熱管理。H100は1基700Wで、8GPUサーバーは4Uの筐体に5.6kWが集中するため、従来の空冷では足りない。Blackwell(B200、1000〜1200W)では液冷と液浸が標準になった。
直接チップ液冷(DLC)は、GPUとCPUにコールドプレートを付け、水のループをラックのCDU(冷却分配ユニット)につなぐ。液浸冷却は、サーバー全体を誘電性の液体(3M Novec、鉱物油など)に沈める。温度が下がれば持続クロックが上がり、寿命も延びる。
NVL72(Blackwellのラック)は1ラック120kWで、一般的なデータセンターのラックの約6倍だ。エネルギー効率では、ポンプとチラーが全消費電力の約20%で、空調の約50%より小さい。定番の落とし穴は、液冷が可能にする電力密度を、改修なしでは受けきれないデータセンターの建物があることだ。