フレデリク・ヴェルカウテレン
詳細情報
- 所属
- ルーヴェン・カトリック大学(COSIC)
- 主な業績
- BFV、最適ペアリング、Saber
姓の頭文字Vが、ほぼすべてのライブラリが実装する二大準同型方式の一つ、BFVに残るベルギーの暗号研究者だ。
2010年にナイジェル・スマートとともに、ジェントリーの完全準同型暗号を簡素化した最初期の論文の一つを発表し、のちに多数の値を一つの暗号文に詰めて並列処理する方法も示した。2012年にはジュンフォン・ファンとともに、ズビカ・ブラケルスキーの構成を環の上へ適用した。これが今のBFVで、チョンの近似方式CKKSに対する厳密演算の側を担う。
準同型暗号の前は楕円曲線を研究し、2010年に最適ペアリングを定義して、ペアリングの計算コストの下限を与えた。バート・プレネールが率いるルーヴェンのCOSICでは、NISTコンペの最終候補となったポスト量子KEMのSaberも共同設計している。