フランク・マクシェリー
詳細情報
- 所属
- Materialize(以前はマイクロソフトリサーチ)
- 主な業績
- 差分プライバシー、PINQ、差分データフロー
- 受賞
- ゲーデル賞(2017年)
差分プライバシーの共同考案者で、のちに進路を変えてストリーミングデータベースを作り始めた人物だ。
2006年、マイクロソフトリサーチにいたマクシェリーは、シンシア・ドワーク、コビ・ニッシム、アダム・スミスとともに、クエリの感度に合わせてノイズを調整する論文を書いた。これが差分プライバシーの基礎であり、4人は2017年にゲーデル賞を共同受賞している。2009年には、プライバシー予算の管理を自動で行うLINQ風のクエリ言語PINQを公開し、分析者が数学者でなくても使えるようにした。
その後はシステム研究が中心となり、Naiadとタイムリー・データフロー、続いて増分計算のための差分データフローに取り組んだ。2015年の論文「Scalability! But at what COST?」は、シングルスレッドのノートPCが、数百コアのクラスターをしばしば上回ることを示した。分散システムの学会では人気が出なかったという。のちにMaterializeを共同設立した。