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フローティングスタティックルート

ネットワーク Svenska → 更新: 2026-10-22

アドミニストレーティブディスタンスをわざと高く設定した静的バックアップルート。主経路が消えるまでは「眠って」いて、消えた時点で浮かび上がり、ルーティングテーブルに載る。動的プロトコルなしの簡易フェイルオーバーである。

仕組みはこうだ。通常のスタティックルートのADは1で、ほぼ必ず勝つ。フローティングスタティックルートは、主経路(スタティックまたはルーティングプロトコル経由)より高いAD(たとえば200)に設定する。主経路が存在する間はそちらが勝ち、バックアップは非アクティブのまま。リンクダウンやプロトコル側のルート消失で主経路が無くなると、フローティングルートが自動的にインストールされる。典型的な使い方は、光ファイバーによる主インターネット回線と、障害時にだけ有効になる4G/副ISP経由のフローティングスタティックルートの組み合わせ。バックアップ回線で動的プロトコルを動かさずに済む、安くて簡単な冗長化が利点だ。アドミニストレーティブディスタンスの概念にそのまま乗っている。

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