フェリックス・ドムケ
ゲーム機に侵入してきたドイツのハードウェアハッカー。意外にも、ディーゼル車のエンジン制御装置にまで手を伸ばした。
tmbincの名で知られるフェリックス・ドムケは、Xbox 360のセキュリティモデルを破った中心人物の一人で、2007年のカオス・コミュニケーション・コングレスでミヒャエル・シュタイルとその解析を発表した。任天堂Wiiを自作ソフトに開放したチーム、Team Twiizersのメンバーでもある。
最も広く注目された仕事は2015年だ。32C3でダニエル・ランゲとともに、フォルクスワーゲンのエンジン制御ソフトにある不正ソフトの仕組みを解説した。ドムケはシャランを購入してECUのファームウェアをダンプし、テストサイクルを見分けるコードを突き止めた。ゲーム機ハッカーの道具が、環境政策と株価の両方を動かした、珍しい例である。