エヤル・ローネン
詳細情報
- 主な業績
- Zigbeeワーム(2016年)、Dragonblood(2019年)
- 所属
- ワイツマン科学研究所、テルアビブ大学
- 国
- イスラエル
スマート電球のワームが都市ひとつを丸ごと横断できることを示したイスラエルの暗号研究者だ。
アディ・シャミアの博士課程の学生だったローネンは、2016年に「IoT Goes Nuclear」を書いた。Zigbee経由でPhilips Hueの電球から電球へ飛び移り、インターネットを介さず、範囲内のすべての照明を乗っ取るワームである。ファームウェア更新の署名鍵は、サイドチャネル攻撃で取り出された。電球が十分に密集していれば、ワームが歯止めなく広がる臨界質量があると算出しており、題名の「連鎖反応」はそこから来ている。
2019年にはマシー・ファンホフと、WPA3ハンドシェイクへのサイドチャネル攻撃とダウングレード攻撃「Dragonblood」を、規格が本格的に普及する前に発表した。同年の「The 9 Lives of Bleichenbacher's CAT」では、20年前のRSAパディング攻撃が、キャッシュのタイミングを使えば現代のTLS実装にも通用することを示した。