エリック・テューズ
詳細情報
- 所属
- ダルムシュタット工科大学
- 代表的業績
- PTW攻撃、Beck–Tews攻撃
WEPの解読を数時間から1分未満に縮め、その後継規格にも矛先を向けたドイツの研究者。
2007年、ダルムシュタット工科大学のテューズはAndrei Pyshkin、Ralf-Philipp WeinmannとともにPTW攻撃を発表した。FMS攻撃が特定の弱いIVを持つパケットを数百万個必要としたのに対し、PTWはほぼ任意のトラフィックを使え、104ビットのWEP鍵が約4万パケットの収集で破られた。この手法はほぼ即座にaircrack-ngに取り込まれた。
2008年にはMartin Beckとともに、WPAで旧WEP機器を使い続けるための暫定策だったTKIPも攻撃可能だと示した。ARPなどの短いパケットは解読でき、偽造パケットも数分で注入できた。鍵そのものは無事だったが、Wi-Fi AllianceがTKIPを廃止してAES-CCMPへ移行し始めるには十分だった。