エリック・チエン
詳細情報
- 主な業績
- W32.Stuxnet Dossier、Duquの解析
- 所属
- シマンテック
シマンテック・セキュリティレスポンスの技術ディレクターで、Stuxnetとその親戚Duquの解析を率いた人物だ。
チエンは2010年、シマンテックのStuxnet解析チームをまとめた。PLCコードの担当はニコラ・ファリエール、Windows側はリアム・オ・マーチュである。チームは全体像が固まるのを待たず、解析を進めながら発表した。そのため報告書は連載のようになり、業界全体がリアルタイムで読むことになった。
2011年にDuquが現れると、シマンテックは、これがStuxnetと同じコードを土台にしながら、破壊工作ではなくスパイ活動向けに作られていることをいち早く突き止めた。チエンは報道、議会証言、ドキュメンタリー映画『Zero Days』(2016年)で、この仕事の顔の一人となった。国家が関わる破壊工作を、スリラー作家のような口調にならず説明できる、まれな才能の持ち主である。