Elektron
ヨーテボリのメーカー。ドラムマシンとサンプラーの核は、ステップごとに別々の設定を持てるシーケンサーである。
Elektronは1990年代後半、Commodore 64のサウンドチップを核にしたシンセSidStationから始まった。2001年にMachinedrum、続いてMonomachine、2010年にはライブ演奏で万能ナイフのように使われるサンプラーOctatrackが登場した。2017年のDigitaktはこのコンセプトを手の届く価格に下ろし、同社でもっとも広く使われる機種になった。
すべてを貫いているのは、シーケンサーとパラメーターロックである。どのツマミも1つのステップだけに固有の値を固定でき、フィルターやピッチやサンプルがヒットごとに表情を変える。通常のDAWでは組みにくく、本体で習得するのも難しいパターンができあがる。Elektronのメニューが手強いことは有名だ。Overbridgeを使えば、本体をコンピューター上のプラグインとして接続できる。