Eコア(高効率コア)
ヘテロジニアスなチップに載る小型で省電力なコア。単一スレッドの速さより、低消費電力と面積あたりのスループットを重視し、バックグラウンド処理やマルチスレッド負荷を受け持つ。
Eコア(Intelの呼称。ARMはLITTLE、AppleはEfficiency)は、高性能コアより細く単純で、実行ユニットもキャッシュも少なく、クロックも低い。そのぶんワット当たり、トランジスタ当たりの効率が高い。狙いは、軽い処理を倹約して回すことと、面積あたりのマルチスレッド性能を稼ぐことだ。大きなPコア1基の面積に、Eコアを複数詰め込める。
IntelのGracemont/Crestmontは、電力予算を使い切らずにマルチスレッド性能を大きく伸ばした。適切な仕事をEコアに回すには、Thread Directorのような優れたスケジューラが前提になる。対になるのがPコアだ。