デューティサイクリング
デバイスをほとんどの時間眠らせ、決まった間隔でごく短く起こす方式。眠っている無線機より安上がりなのは、電源を切った無線機だけだからだ。
バッテリー駆動のセンサーでは、無線機がほぼ常に最大の電力消費源になる。そこでデバイスは起きて、測定し、送信し、また眠る。たとえば10秒ごとに数ミリ秒だけ動作すれば、デューティ比は1パーセントを大きく下回る。電池寿命は、CPUの速さではなく、スリープ電流と起動頻度でほぼ決まる。
これには二つの問題がつきまとう。送信側と受信側が同時に起きていなければならず、しかも両者のクロックはずれていくので、受信側は少し早めに起きる必要がある。このガードタイムが節電効果を食う。もう一つは、ときに法律で決まっていることだ。EUの868 MHz帯では、ETSIの規則が多くの送信機の通信時間を1パーセントに制限している。LoRaWAN のデバイスが好きなだけおしゃべりできないのはそのためだ。