ドラゴス・ルイウ
詳細情報
- 代表的な業績
- CanSecWest、Pwn2Own、badBIOS
脆弱性探しを観戦型の競技に変え、その後、他の誰にも見えないマルウェアを見つけたと主張したカナダのカンファレンス主催者。
ルイウは2000年にバンクーバーでセキュリティカンファレンスCanSecWestを始め、続いて東京でPacSec、欧州でEUSecWestを立ち上げた。2007年にはPwn2Ownを加えた。パッチを完全に当てたノートPCを未知の欠陥で乗っ取れば、そのPCがもらえるという競技だ。初年度はディノ・ダイ・ゾヴィがSafariのバグで、翌年はチャーリー・ミラーが優勝した。この競技はゼロデイの値段を可視化し、今日のバグバウンティの先駆けとなった。
2013年、ルイウはbadBIOSについて語った。OSを再インストールしても生き残り、プラットフォームをまたいでファームウェアに感染し、エアギャップされたマシン同士が高周波の音声でやり取りするというマルウェアだ。検体は公開されず、ほかの誰も確認していない。高度なマルウェアと不安定なハードウェアを見分けることがいかに難しいかを示す、教科書的な事例になっている。