Dock
画面の端に並ぶアプリケーションアイコンの列。1989年にNeXTSTEPが導入し、macOSが有名にした。ランチャーと実行中アプリの一覧を兼ねる。
NeXTSTEPのDockは右端に縦に並ぶタイルの列で、上にNeXTのロゴ、下にRecycler(ごみ箱)があった。各タイルが一つのアプリで、起動していないものは角に三つの点が付く。アプリをDockにドラッグすればそれでインストール完了で、クリックすれば起動または切り替えができた。書類はDockではなくWorkspace Managerの棚に置くという意図的な分離があったが、Appleは後にこれを捨てた。
Mac OS Xは2001年にDockを下辺へ移し、書類や最小化したウィンドウも置けるようにし、拡大表示とジーニー効果を加えた。Bruce Tognazziniはこれを嘆き、彼が挙げた「悪い理由」の一覧はDock本体に劣らず有名になった。X Window System側では、AfterStepが1996年にWharfとしてこの発想をいち早く真似、Window Makerが1997年に独自のdockappを持つドックとして取り入れ、GNUstepが原型を受け継いでいる。2009年にWindows 7のタスクバーがプログラムのピン留めに対応すると、ドックとタスクバーの違いは事実上なくなった。