DO-178C
民間航空機のソフトウェアが認証を受ける際の規格。コードが故障したときに何人死ぬかに応じて、要求の厳しさが決まる。
RTCAと欧州のEUROCAEが2011年に発行した。1992年のDO-178Bの後継で、欧州では同じ文書がED-12Cと呼ばれる。ソフトウェアにはAからEまでのレベルが割り当てられる。レベルAは機体の墜落につながり得る故障、レベルEは安全に影響しないものだ。レベルが高いほど満たすべき目的が増え、独立したレビューを要する目的も増える。
最も有名なのはレベルAのMC/DCカバレッジ要求で、すべての判定中のすべての条件が、単独で結果に影響することを示さなければならない。規格は言語もツールも指定せず、要求からコード、テストまで追跡可能であることだけを求める。そのため書類作業の費用がプログラミングを上回ることも珍しくなく、Ada、MISRA C、WCET解析がこの分野でなじむのもそのためだ。