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デスクアクセサリ

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-23

本物のアプリケーションが動いている最中にAppleメニューから開ける電卓・メモ帳・目覚まし時計などの小さなプログラム。1984年のMacintoshが編み出したマルチタスクもどきである。

初代Macintoshは一度に一つのプログラムしか動かせなかったが、Appleは MacWrite で手紙を開いたまま電卓で計算できるようにしたかった。アンディ・ハーツフェルドが考えた解決策は、小道具をアプリケーションではなくデバイスドライバ(リソース型 DRVR)として作ることだった。Toolboxが実行中アプリのメモリにそれを読み込んでウィンドウを渡し、アプリ側はイベントを素通しするだけでよい。Appleメニューには電卓、目覚まし時計、メモ帳、Key Caps、スクラップブック、パズル、コントロールパネル、セレクタが並び、追加分は Font/DA Mover でシステムファイルに入れた。上限は15個である。

Digital Research のGEMはこの方式をそのまま採り入れた。Atari STではルートディレクトリの .ACC ファイルがDeskメニューに現れ、最大6個までだった。存在理由がなくなると、この仕組みも消えた。1991年のSystem 7で全アプリがマルチタスクになると、アクセサリはたまたまAppleメニューにいるだけの普通のプログラムになり、用語は廃れた。常に手前に浮かぶ小さな電卓という需要は、ウィジェットやメニューバーアプリとして何度も再発明されている。

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