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デシマライゼーション表攻撃

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-23

細工した十進化テーブルをHSMに渡すことで、銀行のPINを15回ほどの呼び出しで割り出す攻撃。

IBM 3624方式では、口座番号をPIN鍵で暗号化し、得られた16進の桁を表を通して十進に変換してPINを導く。表は通常 0123456789012345 で、しかも検証のたびにパラメータとしてHSMに渡される。呼び出し側が嘘をつく可能性は誰も考えていなかった。

2003年、ケンブリッジ大学のマイク・ボンドとピオトル・ジェリンスキは、表の1項目だけを書き換えて検証が通るかを観察すれば、PINに含まれる桁と、その位置が分かることを示した。平均で約15回の問い合わせで済む。暗号は弱くなかった。弱かったのはインターフェースである。この攻撃は、HSMのAPIを単なる配管ではなくセキュリティモデルの一部として扱うべきだという教科書的な事例になった。

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