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DCTCP

ネットワーク Svenska → 更新: 2026-10-21

データセンター向けに作られたTCP輻輳制御の変種で、2010年にMicrosoft Researchが発表した。ECNマークを使い、キューが「あるかどうか」ではなく「どれだけ溜まったか」を測る。

通常のTCPは輻輳の信号のたびにウィンドウを半分にするため、のこぎり波のような挙動と大きなバッファが生じる。DCTCPは代わりに、ECNマーク付きACKの割合を数え、その割合に比例してウィンドウを縮める。その結果、キューが短く、低遅延かつ高スループットという三つが同時に成り立つ。大きなフローと遅延に敏感な小さなリクエストが混在するトラフィックにまさに必要な性質だ。100台のサーバーが同時に応答してスイッチのポートを埋めるincastにも対処する。スイッチ側のECN対応と単一の管理ドメインが必要で、CUBICやBBRが支配するインターネット越しには使えない。

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