CXLメモリ
従来のメモリスロットではなく、PCIeレーン経由のCXL(Compute Express Link)でRAMを接続する方式。DIMMスロット数を超えたメモリ拡張や、複数のサーバーが共通のメモリ領域を共有する「メモリプーリング」を可能にする。
考え方:CXLはPCIe上のキャッシュコヒーレントなプロトコルで、CXL.memを使うと、CPUは拡張カードや共有プール上のRAMをアドレス指定できる。データセンターでの利点は、DIMMスロットを増やさずにメモリを足せること、高速なローカルDRAMと低速なCXLメモリに「階層化」できること、そして全サーバーに余裕を持たせる代わりに必要に応じてメモリを借りられるようプール化できることだ。欠点は、PCIeを一段挟むため、直結のDRAMよりレイテンシが大きいこと。そのため、ホットなデータとコールドなデータを賢く配置する必要がある。メモリが高価で使われ方に偏りのあるAI/クラウド規模で、2024年以降の大きな焦点となっている。他のコヒーレントなアクセラレーションと同じCXLスタックの上に成り立つ。PCIeやNUMAと関連する。