クリエイターエコノミー(Creator economy)
出版社もレーベルも編集部も介さず、個人が受け手から直接収入を得て生計を立てるためのプラットフォームやツールの総称。
この考え方を2008年に「1000人の熱烈なファン」として定式化したのがケヴィン・ケリーである。1000人が年100ドルを払えば生活が成り立つ。これはマスメディアでの成功が要求する規模よりはるかに小さい。収益の経路は、サブスクリプション(Patreon、Substack)、広告収益の分配(YouTube)、投げ銭やメンバーシップ(Twitch、Ko-fi)、直接販売などだ。現実を特徴づけるのは二点ある。数%から30%に及ぶプラットフォームの取り分と、アルゴリズム依存である。推薦モデルが変わるだけで、予告なく収入が一夜にして半減しうる。「メールリストは自分で持て」という助言が繰り返されるゆえんだ。